Excelの表データの一部分をメールで送る、二通りの方法
- 動作を確認した環境
- スクリーンリーダー:PCTalkerNeo
- アプリ:Excel、MyMail
- 「操作」にキーボード操作、「読み上げ」にPCTalkerの音声、「メモ」に注意事項を記載
一つ目は、メール本文にデータを貼り付ける方法
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MyMailの準備
- MyMailを起動し、本文を入力する画面にしておく
- 何か文章を書いた後に、データを貼り付ける場合は、その文章の末尾でエンターキーを押して改行しておくと、次の行に貼り付けることができる
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Excelでの操作
- Excelを起動して、対象となるファイルを開く
- 貼り付けたいデータの先頭セルにカーソルを置き、Shiftキーを押したまま、下矢印キーで最後の行まで移動し、Shiftキーからは指を離さず、今度は、右矢印キーで最後の列まで移動する
- 貼り付け対象のデータが選択されている
- Ctrl Cキーを押して、コピーする
- この時点で、Excelを閉じてもいい
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MyMailに貼り付ける
- 本文入力画面で、データを貼り付ける位置にカーソルを置く
- 文章の末尾でEnterキーを押したあと、MyMailで何も操作をしていなければ、カーソルは移動しないでそのまま
- Ctrl Vキーを押して、貼り付け、宛先や文面を確認し、メールを送信する
- データのコピペだけでは、計算式(関数)はメールに貼り付けられない。また、データのサイズが大きすぎて、貼り付けられないこともある。その場合は、二つ目の方法で。
二つ目は、メールにExcelファイルを添付する方法
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Excelでの操作
- 作成したExcelファイルは、「ドキュメント」フォルダに保存されるというのが前提
- 「ドキュメント」フォルダから、データを添付したいExcelファイルを開く
- 上述したように、添付対象のデータを、Shiftキーを押したまま、上下左右矢印キーで移動して、選択する
- Ctrl Cキーを押して、コピーする
- 次に、Ctrl Oキーを押す
- ファイル選択 開く
- 上矢印キーを押す
- 新規
- Alt F N は、ショートカットキー
- Enterキーを押す
- 空白のブック
- Alt F N L は、ショートカットキー
- Enterキーを押す
- ファイル名、シート名、列と行の番号とともに、ブランクと読み上げる
- 新規作成されたファイルの画面が開いている
- Ctrl Vキーを押して、貼り付ける
- 貼り付けた列と行の番号とともに、貼り付けましたと読み上げる
- Alt Fで、ファイルメニューを開けて、下矢印キーで「名前を付けて保存」まで移動し、Enterキーを押す。
- ファイル名:の文字入力、または、選択
- 適当なファイル名を入力する
- このファイルも、「ドキュメント」フォルダに保存するものとし、Enterキーを押して、保存
- office製品限定で、「名前を付けて保存」のショートカットキーとして、F12キーが割り当てられていますが、F12キーは、PCTalkerでは、AOKメニューを開くショートカットキーでもありますので、ご注意ください。
- なお、新規に作成したファイルなので、Ctrl Sキーを押して、ファイル名の修正・保存をしてもかまいません
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MyMailに添付する
- MyMailを起動し、本文を入力する画面を開き、Excelファイルを添付するために
- Ctrl Tキーを押す
- ファイル名の文字入力
- 添付ファイルの挿入ウィンドウが開く。カーソルは、ファイル名の入力欄にある
- Tabキーを押す
- 一覧 カーソルのあるフォルダかファイル名を読み上げる
- 上下矢印キーでファイルを選択する
- 新規作成したファイル名を読み上げたら
- Enterキーを押す
- ファイル名とサイズを読み上げて、ファイルを添付します よろしいですか Enterは、はい、Nは、いいえ
- Enterキーを押す
- 添付しました 添付ファイル名とサイズを読み上げる
- 添付ファイル挿入ウィンドウは閉じられ、メールの作成画面に戻っているので、宛先や文面を確認し、メールを送信する
以上で、操作手順の説明を終わります。